会長挨拶
令和7年6月をもちまして、公益社団法人北海道不動産鑑定士協会の会長を拝命いたしました小林永佳(ひさよし)でございます。
はじめに、本協会のホームページをご覧いただき、誠にありがとうございます。
本協会は昭和48年9月に設立されて以来、50年以上にわたり、不動産鑑定評価制度を通じて社会の基盤を支えてまいりました。
不動産鑑定評価制度は、地価公示・地価調査・固定資産評価・相続税評価(路線価)など、国民生活および行政の根幹をなす極めて重要な制度です。
私たち不動産鑑定士は、その制度を支える専門職としての誇りと責任を胸に、日々の業務に真摯に取り組んでおります。
今日まで鑑定評価制度が社会的に確固たる地位を築くに至ったのは、諸先輩方のたゆまぬ努力とご尽力の賜物であり、改めて深い敬意と感謝の意を表する次第です。
私は、この信頼と実績を決して損なうことなく、次の世代へと確実に受け継いでいくことが、会長としての大きな使命であると考えております。
昨今はDX(デジタルトランスフォーメーション)やAIといった技術革新が急速に進展しておりますが、いかなる時代においても、最終的な判断には不動産鑑定士の経験と見識が不可欠であると確信しております。
北海道不動産鑑定士協会といたしましても、こうした変化の波に柔軟に対応しつつ、従来から築いてきた信頼と専門性を礎に、新たな挑戦を積極的に進めてまいります。
不動産に関するお困りごとやご相談がございましたら、どうぞお気軽に本協会までお問い合わせください。
今後とも、北海道不動産鑑定士協会へのご理解とご支援を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。
令和7年6月
公益社団法人北海道不動産鑑定士協会
会長 小林 永佳(ひさよし)
