会長挨拶
公益社団法人北海道不動産鑑定士協会のホームページをご覧いただき、ありがとうございます。
令和3年6月より会長を務めております村上功英(むらかみこうえい)です。
当士協会は、昭和48年に社団法人日本不動産鑑定協会北海道支部として設立以来、平成8年に社団法人北海道不動産鑑定士協会、平成25年に公益社団法人北海道不動産鑑定士協会となり現在に至っており、間もなく創立50周年を迎える団体です。
現在、新型コロナウイルス感染症の流行により、Withコロナ、Afterコロナの社会情勢の変化に応じた経済活動や生活様式の変革が進むことが予測され、これに伴うオフィス需要の変化や、住宅需要の変化等の影響により不動産価格が変化していく可能性があります。これらの社会情勢の変化に即した的確かつ誠実な鑑定評価活動の実践をもって、社会一般の信頼と期待に報い、鑑定評価を通じて皆様の生活の安定、経済の発展に寄与できることを願っております。
私たち不動産鑑定士の主な業務内容としては、
①地価公示(3月公表)、地価調査(9月公表)②公共用地の取得に伴う鑑定評価③相続税標準地鑑定評価④固定資産税標準宅地評価⑤不動産の証券化、企業の時価会計、現物出資に伴う鑑定評価⑥金融機関の担保評価⑦売買、交換、訴訟に関わる鑑定評価⑧裁判所の不動産競売に伴う評価等
があります。
更に、当士協会は公益事業として、
⑨無料相談会の開催(令和3年6月時点休止中) ⑩講師・相談員の派遣⑪地価地図の作成・販売 ⑫不動産鑑定評価に関する調査研究、資料の収集 ⑬不動産鑑定士への研修等
を行っております。
また、弁護士等の他の専門家と連携しながら、新型コロナウイルス感染症の影響でローンが返済できない個人や個人事業主を対象とした「自然災害による被災者の債務整理に関するガイドライン」の特則に関わる支援事業も行っております。
私たち不動産鑑定士は、不動産に関する専門家として皆様のお役に立てることを願っておりますので、不動産に関する相談等がありましたらお気軽にお声掛けくださるようお願いいたします。
公益社団法人北海道不動産鑑定士協会
会長 村上 功英